虫歯の治療General
当院の虫歯治療では、患者さまの肉体的・精神的負担をできるだけ軽くするため、「痛みを抑えた治療」に積極的に取り組んでいます。また、治療後にお口に入れる詰め物・被せ物についても、こだわりを持ってお作りしています。
患者さまの状態に合わせ、なるべく痛みの少ない治療をご提供
治療のときに感じる痛みや辛さを可能な限り和らげられるよう、当院ではすべての患者さまに対し、「なるべく痛みの少ない治療」を行うよう心がけています。
そのために特に力を注いでいるのが「麻酔」です。まず表面麻酔を行い、注射時の痛みを軽減。蚊に刺されても痛みがしないように針が細ければ細い程、痛みは少なくなります。当院では現在発売されている中でも一番極細の針(33G)を使い、ソフトに麻酔液を注入します。
全身疾患をお持ちの方や、お薬を服用しているために歯の治療に対して不安を抱えているという方でも、安心して治療に臨めるよう配慮しており、お体の状態や飲んでいるお薬をしっかりと把握した上で、使用する麻酔を選んでいます。
高血圧や心疾患、糖尿病など、お体の疾患を抱えている患者さまや、ご高齢の方の場合は特に慎重に麻酔の薬を選ぶよう心がけております。加えて、お口やお体の状態をその都度きちんと把握しながら、決して無理のない範囲で治療を進めてまいります。
虫歯を取り残さないための工夫
当院では、なるべく削らない虫歯治療で「う蝕検知液(うしょくけんちえき)」という薬液を使います。う蝕検知液を歯に塗っていくとと虫歯の部分に色がつきますので、虫歯の取り残しや削り過ぎを防ぐことができます。
このような工夫や配慮により、なるべく削らず、なるべく痛みを感じずに済む治療を提供しています。虫歯の症状に悩んでいる方、あるいは歯の治療で辛い経験をしたことがあるという方こそ、ぜひ当院へとご相談ください。
詰め物・被せ物を作製する専門の「歯科技工士」が院内に常駐
虫歯の治療が終わった後は、歯に詰め物や被せ物をして健康なお口を維持していきます。一般的な歯科医院では、詰め物や被せ物を作製する場合、患者さまのお口から型取りした歯形の模型を、外部の歯科技工所へと送って作ることになります。
当院では、院内に歯科技工室を併設しており、専門の歯科技工士が常駐しています。型取りした模型からすぐに詰め物・被せ物を作製にとりかかることが可能です。
また、外部での作製だとやりとりや発送がかかり、お渡しに時間がかかってしまいますが、院内で作製ですので、早く患者さまにお渡しできるというメリットもあります。
経験豊かな歯科技工士と密に連携を取って作製します
当院では、患者さまが型取りを行う診療台まで歯科技工士が足を運ぶこともしばしば。診察を行う歯科医師と詰め物・被せ物を作る歯科技工士が密に連携を取りながら、詰め物・被せ物を作製しています。そのため、お口の中に入れた後の違和感が少なく、日頃のお手入れがしやすい詰め物・被せ物をお作りすることができます。
詰め物・被せ物は、治療後長くお口の中に入り続けるもの。だからこそ当院では、15年以上の経験を持つベテランの歯科技工士がお一つおひとつを丁寧に作製いたします。
このようなこだわりを実現できるのも、院内で詰め物・被せ物を作っているからこそ。安心してご来院ください。
虫歯治療の流れ
- STEP1
虫歯の検査
検査器具やレントゲンで、虫歯の進行度合いを調べます。
- STEP2
治療計画の説明
虫歯がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
- STEP3
虫歯の部分を取り除く
う蝕検知液で虫歯になっている部分を染め出し、虫歯の病巣を取り除きます。歯の神経まで虫歯が達している場合は、神経の治療も行います。
- STEP4
詰め物や被せ物を装着
虫歯の進行度合いや大きさに応じて、詰め物や被せ物を装着します。
- STEP5
再発予防
虫歯を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。